お子さまの歯の矯正についてお気軽にご相談ください。岐阜県揖斐郡大野町 福井歯科医院
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 小児の部分矯正は、歯を抜かないで行う矯正方法で歯並びをきれいにします。
とりはずしができる床装置を固定源にして歯を動かしたり、顎を拡大して歯並びをきれいにし、咬み合わせを整えていく矯正治療です。

部分矯正治療では・・・



 乳歯の虫歯は歯の正しい交換を妨げますし、悪習癖(指しゃぶり、爪かみ)は将来の歯並びに影響を与えます。正しい歯ブラシの使い方を身につけることは、虫歯を予防するだけでなく歯並びにとっても大切なことです。
 上と下の歯が反対に咬んでいる場合、アゴの骨の成長バランスに悪影響を及ぼすことがあります。早い時期に正しい咬み合わせに改善し、正しい骨格形成をうながす必要があります。
アゴの骨の成長をコントロールする装置は、取り外し式のタイプから固定式のタイプまでいろいろあります。

 虫歯になって早期に乳歯が抜けてしまったり、6歳臼歯(第一大臼歯)が通常の位置より前方に生えてくれば、将来の永久歯のためのスペースが不足する場合があります。
乳歯の脱落で空いたすき間を確保したり、6歳臼歯を正しい位置に動かしたり、アゴの骨や歯列を広げることで、永久歯が生えてくるためのスペースを確保します。

治療開始時期の目安について

 部分矯正では、歯並びや、噛み合わせなど状況にあわせて治療計画を立て治療をすすめていきます。


 上の前歯の真ん中のすき間(1mm〜3mm)は隣の永久歯や糸切り歯の萌出によって自然に閉じてきます。まずは永久歯の萌出がある程度すすむまで様子を見て経過観察をします。それ以上のすき間が認められる場合は、まわりの歯肉の状態を診査したり、レントゲン撮影によって骨内に異常がないか確認し歯を誘導する必要があります。


 アゴの成長途中であるこの時期は、アゴが小さく下の前歯の永久歯が多少ガタガタに生えてくるのは自然なことです。アゴの側方への成長とともにガタガタも自然に取れてきます。しかし、ガタガタの程度が著しい場合はスペースを確保したり、計画的に乳歯や永久歯を抜歯することもあります。


 受け口や出っ歯など、骨格的なズレの症状が明らかな場合、骨の成長を誘導する取り外し式の装置を用いて治療を開始します。家にいるときだけ使用してもらうタイプや寝てる時だけ使ってもらうタイプの装置等さまざまなタイプの装置があります。早期に骨格的な不調和を改善することにより正しい咬み合わせのための土台を整えることができます。


 前と後ろが逆に咬んでロックされている歯が存在するとアゴの正しい成長が阻害されることがあります。早期にリンガルアーチまたはワイヤーを用いて正しい位置に歯を誘導します。小児矯正期間の八重歯(やえば)は保隙(ほげき)装置を用いる事で自然に正しい位置に誘導することができる場合があります。最終的な段階で永久歯の正しい位置への誘導がうまくおこなえば、成人矯正治療が不要になる場合があります。しかし、アゴと歯の大きさのバランスが著しくズレていて、あまりにも重度なガタガタが予想される場合は計画的に乳歯および永久歯を抜歯し、成人矯正を前提とした長期的なプランを立てて治療を行います。

治療期間・通院について

 当院では、小児の部分矯正の対象年齢はだいたい12歳までとさせて頂いてます。
この時期は乳歯もほぼ抜けて将来的な歯並びの状態を予想しやすく、矯正治療を続ける必要性を検討しやすい段階となります。ほぼ歯列も整い将来的に問題が認められないと予想される場合はこの段階で治療が終了となります。引き続き矯正治療を行って行く場合は、再診査・診断を行い、矯正装置の選択、抜歯やインプラントアンカーの必要性を検討します。
 小児矯正期間は開始時期により長期になる場合がありますが、アゴの成長や歯の萌出を見ながらの治療となるので1ヶ月毎に1回の通院となります。装置でアゴの成長を誘導したり、歯を動かしたり、成長や歯の萌出の経過を見たりやブラッシングの練習をしたり、口のまわりの筋肉のトレーニングをしたりお子さまの状況にあわせて計画的に治療をすすめて行きます。

反対咬合・上前歯左右の1正中離開・捻転 Sちゃん(7才 1年後の状態) 現在治療中
下の歯が前に出る反対咬合と前歯の隙間が、1年間の治療で上下のバランスがきれいになりました。現在はまだ治療しています。
【治療開始前】
上下の歯が反対、前歯が開いています。
【1年後】
上下のバランスがきれいになりました。
【右】
【1年後】
【左】
【1年後】

左上前歯1歯列不正 R君(15才 3ヶ月で保定装置へ) 現在保定中
15才でも前歯の歯列不正が3ヶ月できれいに並びました。現在は元に戻らないよう保定しています。
【治療開始前】
左上前歯1が不ぞろいです。
【3ヵ月後】
きれいに揃いました。
【右】
【3ヶ月後】
【左】
【3ヶ月後】

上顎前突 Mちゃん(12才 1年で保定装置へ) 現在保定中
上顎拡大装置と下顎拡大装置使用。上前歯1を唇側線にて中へ入れます。
1年できれいになり、現在は元に戻らないよう保定しています。
【治療開始前】
【1年後】
【右】
【1年後】
【左】
【1年後】

左上1の交叉咬合・上前歯の正中離開  I君(7才) 3年後の現在も治療中
4ヶ月で左上1の交叉咬合が直りました。3年後には上前歯の隙間もきれいになりました。
【治療開始前】
上前歯2のスペース不足です。
【治療用装置】
【4ヵ月後】
【3年後】
きれいになりました。現在も治療中です。

反対咬合 K君(12-13才 1年後の状態) 現在保定中
下の歯が前に出る反対咬合が、1年間の治療で上下のバランスがきれいになりました。
現在は元に戻らないよう保定しています。
【治療開始前の模型】
上下の歯が反対になっています。
【1年後】
上下のバランスがきれいになりました。
【右】
【1年後】
【左】
【1年後】

正中離開、上顎前突 Y君(12才 約6カ月後の状態) 現在保定中
前歯の隙間が開き、上顎が前に突きでています。
写真は約6ヵ月後の状態で、現在は元に戻らないよう保定しています。
【治療開始前の模型】
前歯の隙間が目立ちます。
【1年後】
前歯の隙間がきれいに閉じました。
【右】
【1年後】
上顎前突が気にならなくなりました。

前歯正被蓋、叢生 Yちゃん(13才 約6カ月後の状態) 現在保定中
前歯が隣の歯に被さっています。
写真は約6ヵ月後の状態で、現在は元に戻らないよう保定しています。
【治療開始前の模型】
前歯が被さっている状態。
【6ヵ月後】
6ヶ月できれいに。
【右】
【6ヵ月後】

正中離開 M君(10才 約6カ月後) 
写真は約6ヵ月後の状態で前歯の隙間がきれいに閉じました。
現在は左右の奥に引っ込んだ側切歯の治療中です。
【治療開始前の模型】
前歯が開き、側切歯が奥にあります。
【1年後】
前歯の隙間がきれいに閉じました。
引き続き側切歯の治療を続けます。
     
【3年後】 
側切歯がきれいに並びました。
   

小児の部分矯正で使用する様々な装置について

  • スペース維持装置
    乳臼歯の脱落にあわせて装着し永久歯の萌出のためのスペースを確保します。
    使用時期  6〜10才
  • 切歯斜面板
    取り外し式の矯正装置です。早期の歯の反対交合を改善し、正しい顎の成長を誘導します。
    使用時期 6〜8才
  • バイオネーター
    取り外し式の矯正装置で上下のアゴの成長バランスの不正を改善し、正しい骨の成長と歯の萌出を促します。
    使用時期 6〜10才
  • リンガルアーチ
    反対に咬んでいる前歯を改善します。裏側から装着するので見えません。
    使用時期 6〜10才

小児矯正用
小児歯ぎしり防止用
【小児矯正用】
【小児歯ぎしり防止用】
【拡大装置】
【拡大装置】

乳歯の生える時期と抜ける時期について

生える時期 抜ける時期
乳歯切歯 生後6〜7ヶ月 6〜7才
乳側切歯 7〜9ヶ月 7〜8才
乳犬歯 16〜18ヶ月 9〜12才
第一乳臼歯 12〜14ヶ月 9〜11才
第二乳臼歯 20〜24ヶ月 10〜12才
※表はあくまでも平均値なので、成長度合いによって大きくずれることがあります。

お母様や保護者の方へ
 「将来的に矯正治療が必要になるのか?」、「いつから矯正を始めればいいのか?」など、お子様の歯並びが心配でお困りでしたら、迷わずご相談ください。
矯正治療の「必要性の有無」「開始時期」「治療法」はお子さまによってそれぞれ異なってきます。
当院では、しっかりとお母様や保護者の方とご相談させていただきます。


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